【朗報】Samsung、仮想通貨マイニング用の半導体チップを開発・製造を開始!
皆さん、こんにちは。仮想通貨オタクの前田(https://maemaeda.amebaownd.com)です。韓国のSamsung(サムスン)が、現地時間1月31日の第4四半期決算報告で、「仮想通貨マイニング用チップに対する需要の高まり」による同社ファウンドリ事業の活性化を見込んでおり、またそれとは別に、暗号通貨のマイニング(発掘)用チップを製造していると発表しました。
サムスンが製造しているのは、特定用途向けにカスタマイズすることができるASIC(特定用途向け集積回路)チップです。世界最大の半導体製造工場を所有している同社は、昨年ASICチップの開発を完了し、量産を開始するそうです。
マイニング(発掘)用チップ
仮想通貨のマイニングですが、仮想通貨取引を検証するために用いられる難しい数学的問題をコンピュータで解き、膨大な処理能力を提供する見返りとして、仮想通貨を手に入れることができるというものです。
1コインあたり数千ドルもの価値がある仮想通貨もあるため、これに関する宣伝はかなり過熱しているのが現状です。一獲千金を狙って、自分のコンピュータシステムに高性能チップを搭載して参加する人達が後を絶たないのも無理もないでしょう。
今後、量産が開始されたASICの設計はマイニングに最適化されるようですが、どれほどまでにマイニング市場のシェアを取っていけるかは、開発されているマイニング機器の性能次第になりそうです。
競争激化
日本でもインターネット事業のGMOやDMM、SBIホールディングスなどがマイニング事業に参戦しており、GMOは独自のチップに開発にも成功しています。
そのGMOは、最先端の7nmプロセス技術を用いた半導体マイニングチップの研究開発を進めており、先日、第一弾となる12nmFFCマイニングチップの開発に成功しています。2018年上半期中には、7nmプロセス技術を用いたマイニングチップが搭載された「次世代マイニングボード」が販売される予定となっています。
現状、仮想通貨マイニング用チップASIC市場は、中国のビットメインがほぼ独占状態となっています。果たして、サムスンがビットメインの牙城を打ち下す事ができるのか興味深い戦いとなりそうです。ASICマイニング機への強い需要を考えると、もしかしたら多くの有名なテック企業もサムスンに続いて参入してくるかもしれないですね。
また、競争することで性能も高まり価格も安くなっていく事が期待できます。2018年も仮装通貨界隈は楽しみです。
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