【豪ドル(AUD)】2019年2月5日12時30分に発表される「豪・中銀政策金利」の展望を予想!!
(オーストラリアのコアラ)
皆さん、こんにちは。
FXソルジャーの前田さんです。
今回のテーマは、2019年2月5日12時30分に発表される「豪・中銀政策金利」の展望について語ってみます。
ちなみに私は豪ドルが好きですし、よくトレードしています。
なので、そんな私の豪ドル好きの予測を立ててみようと思った次第です。
結論から言うと、2019年2月5日の政策金利発表も1.5%で据え置きになると予想します。
Contents
オーストラリア中銀の政策金利
前回、2018年12月の政策金利の結果ですが、大方の予想通りオーストラリア中銀は2016年8月からの金利据え置き(1.5%で据え置き)を継続しました。
経済成長とインフレの回復を期待している様です。
オーストラリア中銀は2016年8月の利下げ以降、すでに2年以上も政策金利変更(利下げ)がなく、利上げに至っては8年(!?)も行っていません。
以前の高金利通貨としての魅力は半減したままです(涙)
今、高金利通貨と言えば、トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドですよね。
しかし一昔前は、高金利通貨と言えば、オーストラリアドル(豪ドル)・ニュージーランドドル(NZドル)・南アフリカランドだったんです(過去形)。
また、高金利通貨の仲間入りをしてほしいものです。
そうは言っても、先進国通貨でありながら、日本の政策金利よりも高金利ですけどね。
オーストラリア中銀の政策金利の推移を2012年から表にしてまとめてみました。
オーストラリア中銀の政策金利(単位:%)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 1.50 | |||||||||||
2018年 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 |
2017年 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 |
2016年 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 1.75 | 1.75 | 1.75 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 | 1.50 |
2015年 | 2.50 | 2.25 | 2.25 | 2.25 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 |
2014年 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 |
2013年 | 3.00 | 3.00 | 3.00 | 3.00 | 2.75 | 2.75 | 2.75 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 | 2.50 |
2012年 | 4.25 | 4.25 | 4.25 | 4.25 | 3.75 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.50 | 3.25 | 3.25 | 3.00 |
どうですか。見事に金利は上がってないですね。。。
ちなみに、豪ドルは3大格付け会社であるムーディーズ、S&P、フィッチによる格付けで、すべて最高位となっています。素晴らしいですね!!
オーストラリアの失業率とインフレ率
2018年12月の政策金利の際に、ロウ総裁は声明で「失業率のさらなる低下とインフレ率の目標水準への回帰が予想されている。ただ、そのペースは緩やかである可能性が高い」と発言しています。
この「緩やか」というワードには理由があります。
オーストラリアのインフレ率は中銀が目指す目標レンジの2─3%をかたくなに下回っています。
その為、雇用の堅調な拡大にもかかわらず、賃金の伸びも消費者物価の伸びとほぼ変わっていないんです。
そういった背景もあり「緩やか」というワードがキーワードとなっているのです。
ロウ総裁はインフレ率の見通しについて、「2019年は2.25%にやや加速し、翌年にも再び小幅上昇するであろう」と予想しています。
利上げする為には、インフレ率の上昇が不可欠です。
今後、ロウ総裁の見通しが的中する事を祈りましょう。
ロウ総裁は、雇用については更に楽観的な見方を示しています。
「失業率は向こう2年間に5%前後にさらに緩やかに低下すると見込まれる」と指摘しているのです。
これまでの5.25%から見通しは改善しています。
現在の水準は5.4%です。
しかし、労働人口は移民の増加などによって大幅に拡大している為、失業率は低下しない傾向にあります。
インフレ率、失業率共に見通し通りにいくのかどうかが鍵ですね。
オーストラリア中銀は豪経済が好調だとかなりはっきり表明しています。
失業率の動向を考えれば、賃金もやがて上昇していくのではないかと思います。
豪ドルの利上げはいつになる!?
(オーストラリア シドニー ハーバーブリッジの景色)
シティグループによると、オーストラリア中銀の利上げ開始時期を2019年末ごろと予想しています。
シドニーとメルボルンの住宅ブームが終息し、住宅価格が両都市で急落したことも、利上げを遠のかせてしまう国内的な要因となっています。
オーストラリアでは住宅価格の調整が進んでいて、それに伴う逆風によってインフレ見通しに対するリスクバランスも変化しています。
ロウ総裁はこうした住宅価格の下落トレンドに懸念は示しておらず、引き続き「信用度の高い借り手を巡る激しい競争が起きている。」と発言しています。
色々な要因が絡み合っているので複雑ですね。
巷では、豪ドルの次の利上げは「2019年半ば」「2020年」に延期との予想が多いですが、最近の予想では「2019年末ごろではないか?」との声も出てきています。
しかし、あくまで予想なので最終的には自信で判断しましょう。
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何故か!?
FXで豪ドルを長期投資する場合(豪ドルに限った話ではありませんが)、特に気をつけたいのがスワップポイントです。
FX業者のスワップポイントは、政策金利を参考にして決定されています。
しかし、どの程度参考にするのかはFX業者によって違いますし、同じFX業者でも時期によって豪ドルのスワップポイントが変わります。
長期で持つなら継続して高いスワップポイントを提供しているFX業者を選べば、より有利に投資できるというわけです。
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