Amazon Business(アマゾンビジネス)の詳細を徹底解剖!!
皆さん、こんにちは。
Amazon大好きブロガーの前田さんです。
私が頻繁に利用しているAmazon。
ビジネス購買も、Amazonで。
そう、ニュースでも話題になりましたが、ついにAmazonが本格的にビジネス市場に参入してきました。
この事業領域の最大手と言えば、ヤフーグループである「アスクル」です。他には、コクヨの提供する「カウネット」や、大塚商会の提供する「たのめーる」などが、有名どころですよね。
アスクルやカウネットからすると、ここにきてAmazonという巨大な黒船襲来と言ったところでしょうか。
逆に言うと、何故、今までなかったのだろうと不思議に思ってしまうくらいです。
果たして、購買部の人が目をキラキラと輝かせるコストセーブに繋がるサービスになのか期待は高まります。
どんな商品、価格、配送を具体的にどのようなサービスで、結果的にどんなソリューションを提供してくれるのか?
ざっとまとめてみました。
まずはこちらへ。
公式HPはこちら⇨Amazonビジネス
Contents
Amazonビジネスの特徴
Amazonビジネスの特徴をまとめました。
- 法人から個人事業主まで対応
- 法人価格で通常より割引価格で購入可能
- ビジネスプライム便で迅速配送
- 複数ユーザーで利用可能
- ショッピングカートから見積書がPDFでダウンロードできる
- 支払い方法は請求書で後払いOK(掛買いできる)
- 購買システムと連動
- 2億種類の品揃え(今後さらに追加される模様)
これは、便利ですね。
しかし、利用時に注意点もあります。
まず、登録前に絶対にチェックする必要があるのがアカウントの設定の注意点です。
理由ですが「たった一度でもビジネスアカウントに登録したら、同じメルアドの場合は個人アカウントで注文できなくなる」からです。
(2019年1月26日現在)
公式HPで利用規約をしっかりと確認しておきましょう。
公式HPはこちら⇨Amazonビジネス
注意していないと、うっかり個人アカウントと同じメールで登録してしまう部分でしょう。
これから登録を考えている方は、会社で専用のメルアドを作って、Amazonビジネスアカウントに登録することをおすすめします。
誰を対象にしたサービスなのか!?
個人事業主から大手法人まで、あらゆる業者が対象です。
基本的に日本のAmazonビジネスは国内に拠点を置いている会社が対象となっています。
価格はどうなる!?
実際のところ、Amazonビジネスは安いのでしょうか?
ビジネス向けの特別価格や数量割引が多数の商品に適用されています。
法人・個人事業主様向け特別価格: ビジネス向けの割引きが多数の商品に適用されています。
数量割引:購入対象商品の数量に応じて割引が多数の商品に適用されています。
一覧で価格を比較: 一つの商品ページで複数の出品者の価格を比較できます。引用:Amazonビジネスより
通常のAmazon価格とは別に、Amazonビジネスだけの特別割引が適用されている商品があります。
一定の数量がまとまると割引されたり、同じ商品なら価格が安い取引先情報を一覧で比較できる為、コストセーブしやすくなっています。
しかし全ての商品というわけではないので、対象の商品以外はビジネスアカウントだからと言って、個人よりも安い価格が提示されているわけではなさそうです。
個人アカウントでログインした場合と、法人アカウントでログインした場合、同じ商品での価格差はありません。
配送は早いのか!?
お急ぎ便やお届け日時指定便など、Amazonプライムの配送サービス特典が利用する事ができます。
更に便利なBusiness向けプライムでAmazonの迅速な配送がビジネスでも変わらず利用可能。
無料のお急ぎ便:お届け日時指定便が注文金額に関わらず使い放題。
複数社員で活用:最大3ユーザーまでは年会費3,900円(税込)から始まる会員プランを選択可能。
あらゆる規模の法人へ:会員プランはあらゆる企業規模に対応。
*「Businessプライム」にお申込みいただかない場合にも、Amazon.co.jpが発送する商品の通常配送では、2,000円(税込)以上のご購入の場合で日本国内の通常配送料が無料になります。引用:Amazonビジネスより
お届け先情報は共通の支払いで設定している場合は、注文確定時に支払い方法やお届け先を設定できないので、都度お届け先を変えたい場合などは注意が必要です。
配送先を都度変えたい場合は、支払いもユーザー毎に設定すればOKです。
社内で共有できるのか!?
ビジネスアカウントに登録されている全てのユーザーで無料配送特典が利用できたり、購買グループを設定して共有する事ができます。
さらに、承認ルールや発注上限額も設定でき、購買分析とレポートで管理・分析まで可能となっています。
Amazonカタログ提携プログラムを活用すると、購買システムを介した発注ができて便利です。
購買システムとHTTPSを介して送信するので、「メール、電話、FAX注文は未対応」となっています。
注文方法は!?
ビジネスアカウントでグループ設定しておくと、注文時にグループを選択できるので、部署ごとなどに分けて管理できて便利です。
また、注文情報として発注番号を会社内の管理用に付与できるので、購買の分析する場合を含め管理者として活用する事が可能です。
ビジネスアカウントでは注文できないものがある!?
ビジネスアカウントでは注文できない商品もあるので注意しましょう。
【注文不可の商品】
- Kindle本
- デジタルタイプのAmazonギフト券
- 定期おトク便
- 1-Click注文
- Amazonプライムビデオ
これらは制限がある為、注文は承認の対象外でビジネスアカウントとは別の注文で処理されます。
購買するビジネスアカウントで購入した場合は、購買した人が退職すると、他のユーザーに転送できない為、利用できなくなります。
デジタル書籍やプライムビデオがビジネスアカウントで共有されてしまうと、著作権的に問題がありますし、これは致し方ないでしょう。
支払い方法は!?
法人向けクレジットカードはもちろん、請求書払いにも対応。最適な支払い方法を選べます。
法人向けクレジットカード: 会社で使用している法人向けクレジットカードをグループで支払い方法として共有することができます。
請求書払い:請求書による後払いが可能です。
これまでの決済方法も利用可能:コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー・代金引換など引用:Amazonビジネスより
気になる支払い方法ですが、会社の法人クレジットカードが利用でき、Amazonビジネスの支払いをグループで共有する事ができます。
Amazonが見積書に対応
ショッピングカート画面の「カートを入れるの下部にある見積書印刷のダウンロード」を押すとPDFで見積書が表示されます。
しかし、Amazonは価格変動もよくあるので、見積書をダウンロードしてチェックしている間に価格が変動しているなんて事もある為、注意しましょう。
また、割引の記載と配送料や手数料も記載が無いため、商品代金のみの見積であるという点も注意しておきましょう。
Amazonが請求書払いに対応
最大の特長は請求書払いができるという点です。ただし、これは設定する必要がある為、掛買いの管理者の設定も必要となります。
Amazonポイントも注意が必要
Amazonポイントの利用については、ビジネス利用のために付与されるものであり、Amazonポイント規約の他、Amazon Businessアカウント規約に従います。
引用:Amazonビジネスより
Amazonポイント規約の他にも別の規約に同意が必要です。
取引前にしっかりと確認しておきましょう。
どんな商品が買えるのか!?
業界を縦に切っていくイメージです。製造業で必要なもの、自動車整備工場で必要なもの、病院で必要なものはそれぞれ異なりますので、ただ商品数を増やすのではなく、それぞれの業界に必要な商品や機能を強化していきたい
引用:Amazonビジネスより
IT、オフィス用品、掃除道具、飲食店の消耗品など多大な品揃え。ビジネス用に限定した商品も多数あります。
さらに、今後はBtoBや工事付き商品なども強化していく方針だそうです。
もう何でもAmazonビジネスで揃ってしまいますね。
Amazonビジネスアカウントの登録について
個人事業主の場合は、開業届出書、過去2年以内の所得税青色申告決算書、過去2年以内の青色申告承認申請書の各コピー1部ずつが必要です。
ビジネスプライムの会費ですが、期間限定で無料となっており終了時期は不明です。
(2019年1月26日現在)
Amazonビジネスで商品を売る事もできる
Amazonは買うプラットフォームであると同時に、売る場でもあります。
法人・個人事業主のお客様に効果的に商品を販売するには、Amazon出品サービスにご登録の上、ぜひAmazon Business出品プログラムにご参加ください。Amazon Business出品プログラムにご登録いただくと、法人価格や数量割引をはじめ、事業者間の取引に最適化した様々な機能をご利用いただけます。
引用:Amazonビジネスより
普通に買うのもよし。
売るのもよし。
中国の輸出入で稼ぐのもよし。
柔軟に動く事ができますね。
YouTubeで中国輸入で月商1200万稼ぐセミナー動画があったので貼っておきます。
私も中国輸入には興味があるので、かなり参考になる動画ですよ。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
- 法人から個人事業主まで対応
- 法人価格で通常より割引価格で購入可能
- ビジネスプライム便で迅速配送
- 複数ユーザーで利用可能
- ショッピングカートから見積書がPDFでダウンロードできる
- 支払い方法は請求書で後払いOK(掛買いできる)
- 購買システムと連動
- 2億種類の品揃え(今後さらに追加される模様)
上記のようなオンラインでシステマチックなサービスがAmazonらしいですよね。
「物は試し、百聞は一見にしかず」
ということで、法人や個人事業主の方は、まずは試してみてはいかがでしょうか。
そして、アスクル、カウネット、たのめーるなどのライバル勢達は、今後どう打って出てくるのでしょうか。
是非、日本企業からもプラットフォームは無理にしても、世界に打ち勝てる独自商品で世界を席巻する姿もみたいものです。
公式HPはこちら⇨Amazonビジネス