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【ドル円(USD/JPY)円高へ】FRB年内利上げ想定せずゼロ見込み、ハト派姿勢に転換

2019年4月17日

この記事を読むのにかかる時間: 2

アメリカの国旗

 

皆さん、こんにちは。
FXソルジャーの前田さんです。

FRB年内利上げ想定せず、ハト派姿勢に転換というニュースが流れ込んできました。

2019年3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)と、パウエルFRB議長の記者会見の日程と日本時間です。

  • 政策金利発表・FOMC声明発表
    現地時間:3月20日午後2時
    日本時間:3月21日午前3時

  • パウエルFRB議長定例記者会見

    現地時間:3月20日午後2時30分
    日本時間:3月21日午前3時30分

政策金利発表・FOMC声明発表の日本時間午前3時に、ドル円は一気に約80銭ほど円高へと傾きました。

 

ドル円のチャート

 

寝て起きたら「おはぎゃー」の方も多かったのではないでしょうか。
これはキツいですよね。

 

2019年3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)の事前予想

 

FOMC(米連邦公開市場委員会)は、現地時間の3月19日(火)と3月20日(水)の2日間開催され、終了後にFOMC声明や政策金利を発表するという流れです。

政策金利発表は、日本時間では21日午前3時とすでサマータイムなので、日本時間は1月の時より1時間早くなっています。

その30分後にパウエルFRB議長の定例記者会見があります。

今年から毎回行われているパウエルFRB議長の会見ですが、3月は、年4回の時から行われている月なので、前回よりも重要な回になってくる可能性が高いと見る向きがありました。

もし利上げへの言及がサプライズであれば、それをきっかけに大きく円高に傾く可能性も示唆されていましたが、その通りになりましたね。

ちなみに、過去のFOMCで利上げがあった時に円高・円安どちらに触れたのか調べてみました。

ここ最近の利上げの時期は、

  • 2015年12月 円安
  • 2016年12月 円安
  • 2017年03月 円高
  • 2017年06月 円安
  • 2017年12月 円高
  • 2018年03月 円高
  • 2018年06月 円安
  • 2018年09月 円安

となっています。

2015年、2016年は1回、2017年は3回、2018年は3回の利上げが行われています。
そして、2019年は利上げゼロ見込みという今回の発表です。

円安 5回
円高 3回

となってますね。

直近の2018年9月は、10月3日に114.45円まで円安に傾きました。
要因はアメリカの景気がよく、長期金利が上昇したからです。

しかし、すぐに円高に傾き始め、111円台まで下落。
その後は、112円~114円のレンジ相場で推移していました。

利上げペースの鈍化によって円高になるのではないかと予想されていました。

そして、今回の声明を受けて米株価は上昇し、米債利回りは低下。
ドルは全面安の展開となったのでした。

 

 

2019年の想定利上げ回数をゼロとし、よりハト派的な政策スタンスへ

 

米連邦準備理事会(FRB)は19〜20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、成長ペースが鈍化する中、2019年の想定利上げ回数をゼロにし、よりハト派的な政策スタンスへの転換を鮮明にしています。

ちなみにハト派とは、簡単に言うと経済状況にたいして慎重な見方をすることや、利上げ反対派を指しています。
タカ(鷹)派は、強硬的な政治信条を持つ人、もしくは集団を指す言葉です。

 

ハト派・タカ派には、必ずしも明確な基準はないが、一般的には平和主義的な姿勢、外交・安全保障政策などについて軍事力による紛争解決(軍事力を用いた他国の牽制や積極的な武力行使)に否定的な考えを持ち、そういった政策を支持している行動様式の集団あるいは人物がハト派(もしくは穏健派)と呼称される。

バランスシート縮小については9月に終了と表明。
5月から縮小ペースを減速して、保有国債の毎月の縮小ぺースは最大300億ドルから最大150億ドルに半減するそうです。

FOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25〜2.50%に据え置くことを全会一致で決定されています。
FRBが金融政策に「忍耐強く」対応するとの方針です。

パウエルFRB議長は記者会見で「雇用とインフレ見通しを踏まえ、政策変更が必要になるのは当面先になる可能性がある」と発言し、「忍耐強く」とは「FRBが判断を急ぐ必要のないことを意味する」と語っています。

引用:Wikipedia

 

過去のFOMCでの利上げの発表後のドル円のチャート

 

過去のFOMCでの利上げの発表後のドル円のチャートを調べていくと、利上げの発表の影響は数日しかなく、その後は、米経済指標や政治情勢など通常の要因で上昇下落の推移が決まっていくという流れを汲んでいます。

FOMCの利上げは、事前に市場でどのようなコンセンサスがあったか、声明文やパウエルFRB議長の会見の内容を確認して、市場のコンセンサスと比較をし、その後のドル円が円高か円安かが決まっていくので、FOMCの発表だけが全てではないという事は忘れてはいけません。

 

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Posted by maemae