【今後の予想】利上げを無視して下がり続けるトルコリラは上昇へと反転するのか!?
皆さん、こんにちは。投資系FXブロガーの前田(天才の部屋へようこそ!!)です。トルコリラですが、先日の大幅な利上げで18.577円まで上昇したものの、それからズルズルと下がり続けています。
もし、利上げがなかったとしたらどこまで下がっていたんでしょう。恐ろしいですね。
トルコリラは利上げをほぼ無視した形で下がっています。無視しているというより利上げがなかったら今14円まで下がっていたと思います。今の下落は米国との関係改善期待が遠のいたことへの市場の短期的な反応だと考えます。
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) September 18, 2018
それにも関わらず、トルコリラは日本人の間で大人気で取引量もくりっく365では1位となっています。スワップ金利目的でポジションを取っている人が大多数なので、皆さん含み損を抱えているという事が分かります。
⇨トルコリラは日本の個人投資家の間で大人気。東京市場で「第5の通貨」になっている!!
米国とトルコの関係改善なるか
昨日は、アメリカが中国への追加関税第三弾(2000億ドル)発動ニュースや、それに対しての報復関税(600億ドル)、トルコリラの下落等もありましたが、どれも市場の想定内で円安トレンドは変わっておらず、現在ドル円112.3円程度と堅調に推移しています。
⇨【速報】米国対中制裁第3弾を表明、24日発動。豪ドル急落。中国も報復へ!!
NYダウ等の米国株も強く、市場はリスクオンになっているにも関わらず、トルコリラは下落しています。
・アメリカの追加関税第三弾は、先週から「追加関税発動は織り込み済みで、後はいつやるか」だった。
・中国の報復関税もやり返すこと自体は織り込み済みで、規模も大きくなかった。
・トルコリラの下落は毎度の事で市場も慣れていた。
といったところでしょうか。
今後、一段のインフレが見込まれていますし、トルコリラ急落の原因となっている米国との対立が解消していません。
さらに、輸入物価の上昇により9月以降のインフレ率は20%を超え、高止まりするとみられています。そのため、10月の次回会合でも利上げを継続しなければならないと見る向きがあります。
🇹🇷トルコリラ円🇯🇵
利上げ分の上昇消す…。
そりゃ利上げなんて何の解決にもならんわw
これでエルドアンはますます利上げに対して厳しくなるな。 pic.twitter.com/pb1vnVizch— スキャル将軍FX📰(超円高論者) (@fxvaiotank2) September 18, 2018
やはり利上げは本質的な改善にはならないようです。牧師を解放して、米国との関係が改善されれば上昇する事は間違いないのですが、ロシアがトルコを米国に近づけないようにしている節があります。
その牧師ですが、10月には2016年7月のクーデター未遂事件に関わったとして起訴されており、次回公判が予定されている状況です。
トランプ大統領は、11月の米中間選挙までに牧師の解放が実現させようとしている向きがあるため、解放されないと追加の対トルコ制裁を科す懸念があります。
個人的には牧師を解放するのではないかと予想しています。
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